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寺院運営コンサルタントブログ

お寺の運営塾

価格の正しい決め方


私の普段の洋服はほとんどユニクロです。



安いですしモノもいいですし。



我が家の家具のほとんどがニトリです。



お値段以上、じゃない時もありますがニトリで十分ことが足ります。



かと言ってケチってわけではなく、パソコンやデジタルグッズはかなり高価なものを買います。



コレは安くてもいいけど、コレは高くても必要!ってのが誰にでもあるんですね。




さて、最近よく目にするのが激安のお墓、納骨堂、永代供養です。



昔だったら数十万円から数百万円だったものが、最近では数万円。



例えば送骨での永代供養。



送料込みで1万円というお寺さんをネット上では見かけます。



なぜこんなに安くなってしまったのか。



もちろんいろんな理由があると思います。



もしかしたらそのお寺さんは、多くの方に利用いただきたいという理念から1万円にしているかもしれません。



多くのお寺さんが激安永代供養をされるようになった大きな理由の一つに、大手業者の激安納骨事業参入があると思います。



検索エンジンで「永代供養 安い」と検索すれば、トップに出てくるのが大手の企業が手がける激安永代供養です。



まさに価格破壊ですね。



一般の方からしたら大手の方が信頼できるし、さらに安ければ皆そこを利用しますよね。



まぁ結局のところ、大手企業は下請のお寺さんに仕事を回しているだけなんですけど。



ネット上で永代供養の価格破壊がおきているので、多くのお寺さんはそれに対抗するかのように、お墓や永代供養の価格をどんどん安くしていきます。



けどいち寺院が大手の真似をしてはいけません!



大手は価格を安くしても規模がでっかいんで、たくさんこなすことによって利益を上げることができます。



一般的なお寺さんはそこまでの規模はないので、大手に対抗して価格を落としても大手には敵いません。



そこはまさにレッドオーシャン(競争の激しい市場)です。



町の家具屋さんが低価格を売りにニトリと挑んでも勝ちっこないのと同じです。



お墓や永代供養を激安にして、多くの顧客を獲得したとしても利益が増えませんしお寺のキャパも超えてしまいます。



やればやるほど負のスパイラルに巻き込まれてしまいます。



私のところに相談にきたお寺さんでこんなケースがございました。



① 永代供養を1霊位2万円にした



② 宣伝のためにチラシやホームページで費用をかけた



③ 顧客は増えた



④ 安いので納骨堂はすぐいっぱいになった



⑤ 価格重視の遺族とは納骨時のみの関係となりお墓参りにくることもなかった



⑥ 得た収益の三分の一は宣伝費用などでなくなった




なんども言いますが、低価格で勝負ができるのは大手企業のみです。



一般的なお寺さんは価格を落としては絶対にだめです。



あっ、もちろん「低所得の方々のために」という理由ならばいいですよ。



お寺の収益をあげるためならば、お墓や永代供養の価格を落とすのは間違っています。



価格を落とすのではなく、価値をあげて価格を上げてください



これが唯一、一般的なお寺さんが大手企業を相手に戦える方法です。



まずお墓や永代供養を激安にすると「激安」が売りとなります。



つまり他にも同じような「激安」があれば、そちらに行ってしまいます。



そうならないようにどんどん安くしていきます。



結局共倒れになりますよね。



売りを「価格」ではなく「価値」にしましょう。



どのように価値を上げるかは、そのお寺がもっている特性や歴史、住職の人柄や特技によります。



例えば、自坊は海から歩いて1分なので、「海」というキーワードは価値になります。



その「海」というキーワードをどのように活かすか。



例えば、海好きや海の仕事をしている方々にとっては、海に近い永代供養墓は魅力的に感じると思います。



そういう方々からしたら、安い永代供養墓よりは、少し高いけど海に近い永代供養墓を選ぶと思います。



ほかには、例えば住職がなんらかの法律の国家資格をもってたとしましょう(弁護士や司法書士など)。



「法律相談ができるお寺」としてプロモーションすれば、永来供養を探していて、なおかつ相続に関しても悩んでいた人にとって魅力的に感じるのでは。



このように価格を下げずに価値を上げることによって、寺院の運営も安定してきます。



自分では自坊の価値がわからない?



「寺院革命」がお手伝いしますよ。





寺院革命代表 熊澤

寺院運営コンサルティングプロジェクト

寺院革命事務局

255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1582番地 妙輪寺内 

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