法要動画
妙輪寺 オンライン参拝
式次第
先 初伽陀
次 道場偈
次 勧請
次 開経偈
次 妙法蓮華経 方便品第二
次 妙法蓮華経 如来寿量品第十六
次 唱題
次 宝塔偈
次 回向
結 奉送
妙輪寺法要(フルバージョン)
法要の最初に集会所に僧侶が整列し、唱えつつ入堂着座する時に用いる伽陀(カダ。ガータの音写で、本来は韻文形式の経文乃至讃歌を指す言葉)
初伽陀(声明)
法要の最初に当たって、諸佛諸尊をお迎えして、五体投地(額、両手、両足を地に付ける)し掌に佛足を頂き、帰命礼拝すること述べる曲。
道場偈(声明)
今この道場に諸佛諸尊のおいでを請い、お勤めする法要の趣旨を申し上げる文。
勧請
開経偈
これから読誦する法華経の教えに出会うことができた喜びをのべ、その教えを日々の生活に生かしていきますと誓う偈文。
妙法蓮華経 方便品第二
誰もが仏になることができると説かれている法華経第二章。釈尊は、仏の悟りは凡人には理解しがたいと説く。それに対して弟子の舎利弗がそれでもお説き下さいと願う。そこで説かれたのが十如是の一念三千という教えである。
妙法蓮華経 如来寿量品第十六
釈尊は人々を救済するために仮に地上に姿を現わされたが、本来は永遠の昔から悟りを開いており、この命は永遠であるとこの如来寿量品第十六で明かす。そしてその仏のことを、久遠実成(永遠の昔から仏となっている)の釈迦牟尼仏と呼ぶ。
唱題
南無妙法蓮華経というお題目は、釈尊が説かれた法華経を日蓮聖人が身を投げうってお示しになった肝要の法であり、この唱題こそ日蓮宗の「正行(しょうぎょう)」である。
宝塔偈
妙法蓮華経見宝塔品第十一の偈文であるところから、「宝塔偈」という。法華経を末世に信じ行いひろめることの困難さを明かし、その苦難に怯まず、つねに法華経を信じ、読み、知り、説いていかねばならないことを教えている。
回向
お勤めした法要の功徳を仏に供養し、自分が積んだ読経と唱題の功徳、先祖をはじめ一切に手向け、その功徳の報いを自分だけではなく他の人々にも分け与え、世の中の安穏を祈る。
奉送(声明)
法要の終わりに臨み、道場においでになられた諸々の諸佛諸尊に、各々の本土にお帰り下さい、そして常に我々を御守り下さいと願う声明。